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日頃よりjpnplab .com をご利用いただきありがとうございます。Japanese Nepali laboratory「日本語と日本文化の探求」は、日本での日常生活に必要な日本語と日本文化を学ぶためのウェブサイトです。いつでも、どこでも、自分のペースで学べます。さあ、始めましょう!


目次

  • 第1章 日本語とは
  • 第2章 日本の漢字について
  • 第3章 ひらがなについて
  • 第4章 カタカナについて
  • 第5章 オノマトペについて
  • 第6章 日本語の発音について
  • 第7章 日本語の文法について
  • 第5章 オノマトペについて

    オノマトペとは、古代ギリシア語の「ὀνοματοποιία(オノマトポイーア)」を日本語発音にしたもので人や動物、物が出す音、状態、感情、雰囲気を言葉に表した言葉です。オノマトペは主に2種類あり、物が出す音例えば、動物の鳴き声や雷の音など、実際に聞こえる音を表現する「擬音語(ぎおんご)」と人の感情や物の状態など実際には聞こえないその感じる音を表現する「擬態語(ぎたいご)」があります。

    オノマトペは、ひらがなとカタカナで表記されることが多く、ごく一部は漢字でも表記されます。漫画やアニメなどでよく使われる他、会話にも使われ「雨」がどのような雨だったのかを「しとしと雨」のようにオノマトペを付け加えることにより表現のバリエーションを広げ、より効果的なコミュニケーションが取れるようになります。代表的なオノマトペをいくつか紹介します。


    擬音語(ぎおんご)

  • 自然の音:
    しとしと(静かに降る雨)
    ザーザー(強い雨)
    ビュービュー(強い風)
  • onomatope_sizen

  • 動作の音:
    パチパチ(手を叩く音)
    コンコン(ノックする音)
    ぐうぐう(いびきの音)
  • onomatope_dousa

  • 物の音:
    チン(加熱終了音)
    ドカン(大きな物がぶつかる音)
    ガタガタ(揺れる音)
  • onomatope_mono

  • 動物の鳴き声:
    ワンワン(犬)
    ニャーニャー(猫)
    コケコッコー(にわとり)

  • onomatope_animal

    擬態語(ぎたいご)

  • 様子:
    キラキラ(光り輝く様子)
    ツルツル(滑りやすい)
    ゆらゆら(不規則に揺れる)
  • onomatope_condition

  • 感情:
    ドキドキ(緊張)
    イライラ(ストレス)
    がっかり(ショック)
  • onomatope_emotion

  • 雰囲気:
    わいわい(楽しそうな大勢の人)
    ざわざわ(大勢の話し声)
    しーん(静寂)
  • onomatope_atmosphere

  • 痛み:
    ビリビリ (感電)
    ヒリヒリ (刺激)
    ズキズキ (頭痛)
  • onomatope_pain



    日本語とネパール語のオノマトペはとてもよく似ています。擬音語も擬態語も主観に基づく表現で自由度が高く、多様な表現力を身につけることができます。ぜひ、日常生活で活用してみてください。



    次は、「発音(はつおん)」について

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