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目次
第1章 日本語とは
第2章 日本の漢字について
第3章 ひらがなについて
第4章 カタカナについて
第5章 オノマトペについて
第6章 日本語の発音について
第7章 日本語の文法について
漢字の歴史は、約3300年前の古代中国、殷王朝時代の「甲骨文字（こうこつもじ）」が起源とされています。甲骨文字とは亀の甲羅などに占いの結果を書き記した文字で、人や動物、自然物の形を絵のように表現したものが多く見られます。その後、周王朝時代に鉄器や銅鏡に鋳込まれる「金文（きんぶん）」として発展し、公文書や印鑑に用いられた「篆書（てんしょ）」石碑や貨幣に用いられた「隷書（れいしょ）」などへと時代とともに形を変えながら、現在の漢字の形へと進化していきました。
日本では１世紀頃に漢王朝の皇帝が日本との正式な外交を認める金印を授け、これが日本に伝わった最も古い漢字だと推定されています。その後、書物や貨幣を通じて漢字が伝来され、４世紀末から５世紀初めごろから日本で本格的に漢字が使用され始めました。それまで文字を持たなかった日本にとって、漢字は記録保管や伝達のための不可欠な手段となり、独自の発展を遂げました。
日本で使われている漢字は、大きく分けて４つの種類と２つの読み方があります。漢字の法則を理解することは、その漢字がどのように作られたのか、どのような意味を持つのかを知る重要なヒントになります。では具体的な特徴を見ていきましょう。
漢字の四つの種類
「象形文字」：物の形を表現したもの
「指事文字」：抽象的な概念を点や線で示したもの
「会意文字」：２つ以上の漢字の意味を組合せたもの
「形声文字」：意味と音を表す漢字を組合せたもの
漢字の二つの読み方
「音読み」
- ：中国から伝わった漢字の発音由来
- （例：山＝サン）
「音読み」：中国から伝わった漢字の発音を由来にした読み方（例：山＝サン）
「音読み」：中国から伝わった漢字の発音を由来にした読み方（例：山＝サン）
「訓読み」
- 日本に元々あった言葉を漢字に適用
- （例：やま＝山）
「訓読み」：日本に元々あった言葉を漢字に適用させた読み方（例：やま＝山）
「訓読み」：日本に元々あった言葉を漢字に適用させた読み方（例：やま＝山）
音読みと訓読みの特徴
「音読み」：
- 単体の漢字からは意味が分からない
- （例：山＝サン？तीन？जी？）
- 濁音「゛」や「ら」行で始まる読み方※
- （例：来＝rai / 月＝ガツ / 元＝ゲン)
- 読み方が「ン」で終わる漢字
- （例：新＝シン / 万＝マン / 金＝キン)
- ※濁音について、詳しくは こちら
「音読み」：単体の漢字からは意味が分からない（例：山＝サン？तीन？जी？）
濁音「゛」や「ら」行で始まる読み方※（例：来＝ライ / 月＝ガツ)
読み方が「ン」で終わる漢字（例：新＝シン / 万＝マン / 金＝キン)
※濁音について、詳しくは こちら
「音読み」：単体の漢字からは意味が分からない（例：山＝サン？तीन？जी？）
濁音「゛」や「ら」行で始まる読み方※（例：来＝ライ / 月＝ガツ / 元＝ゲン)
読み方が「ン」で終わる漢字（例：新＝シン / 万＝マン / 金＝キン)
※濁音について、詳しくは こちら
「訓読み」：
- 単体の漢字から意味が分かる
- （例：山＝やま＝पहाड）
- 送りがなが必要な読み方
- （例：行く＝い－く / 食べる＝た－べる)
「訓読み」：単体の漢字から意味が分かる（例：山＝やま＝पहाड）
送りがなが必要な読み方（例：行く＝い－く / 食べる＝た－べる)
「訓読み」：単体の漢字から意味が分かる（例：山＝やま＝पहाड）
送りがなが必要な読み方（例：行く＝い－く / 食べる＝た－べる)
また「音読み」には絶対的な法則があり、音読みは「かな」で書くと必ず３文字以下になる法則があります。３文字の場合は、さらに法則があり、真ん中の文字が必ず小さい「ャ」「ュ」「ョ」になります。（例：客＝キャク / 休＝キュウ / 小＝ショウ) つまり、真ん中に「ャ」「ュ」「ョ」がある場合以外、３文字以上は、訓読みと判断することができます。漢字についてさらに詳しく知りたい方は「漢字の法則（かんじんのほうそく）」へ
次は、「 ひらがな 」について
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