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日本語のアクセントの特徴、続いては長母音(ちょうぼいん)について。
日本語には長音(ちょうおん)という「ー」で表される音、例えばコーヒーやラーメンなど、意識して伸ばす長い音がありますが「ー」が表記されない隠された長い音、長母音(ちょうぼいん)と呼ばれる長音があります。この長母音は、同じ音の母音が2つ母音が続く場合、一つの長い母音として発音する法則があります。
具体的には、あ段+あ(例:か+あ を かー)い段+い(例:き+い を きー)う段+う(例:く+う を くー)え段+え(例:け+え を けー)お段+お(例:こ+お を こー)のように2つの母音が続く場合、2つ目の母音を「ー」と同じように発音します。ネパール語で例えると「आ(aa)ई(ii)ऊ(uu)」に近い音になります。
また、え段+い、お段+うの場合も通常、長母音として発音されます。
え段+いの長音には少し注意が必要なため、ポイントを説明します。「えい」を「えー」と発音することは、現代日本語では一般的ですが、身近な人との会話以外、例えばフォーマルな場や丁寧な発音が求められる場面では、少し雑な印象を与えてしまう可能性があります。とはいえ「え+い」を無理やり発音すると、ぎこちなくなってしまうので、長音の中に「い」の音を溶け込ませる様に自然な発音を心がけましょう。
長母音は日本語に慣れてくると自然に発音が身につくので一つ一つ覚える必要はないと思います。このような法則があるということだけ知っておいてください。アクセントと同様に重要な日本語のイントネーションについて詳しく知りたい方はこちらへどうぞ。
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